PDCAの推進とかPDCAの定着とか、よく話題になります。形の定まっていない歴史の浅い会社では特に悩みのタネになっているようです。組織を能動的に動かすには、PDCAは欠かせない要素です。
逆に、トップダウンで経営者の意のままに動けばそれでいいと言うのであれば、PDCAは不要でしょう。その代償として、
- やらされ感一杯で、現場のモチベーションが上がらない
- 一から十まで指示が必要で、経営者が四六時中現場に関わっていないと心配で仕方ない
といった現象が起こるのです。理想の事業運営は、経営者が一から十まで言わなくても、現場が能動的に計画し、常に最適な方向へ軌道修正しながら目標に向かっていく…そんな状態ではないでしょうか。だからこそ、PDCAが話題になるのでしょう。